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ルリクワガタの採集方法
Last updated December 8,2001

ルリクワガタ  <Platycerus delicatulus delicatulus>


採集方法 : 材採集
 
材の種類 : ブナミズナラなど広葉樹の立ち枯れや倒木
時期 : 9月下旬?4月(新芽)まで
 
大木の枯れた部分に多いが、多産地では大木の倒木にもいる。材の湿度は高めから乾燥気味まで色々。5、6月頃に樹皮の下で交尾産卵するようだ。樹皮をはがした部分の産卵マークを削ると幼虫が、樹皮が既にはがれている部分を削ると成虫が多いような気がする。また、乾燥気味な立ち枯れでは寄生バチにやられている場合に多く出くわす。
近年徐々に生態が解明しつつある。コルリクワガタと同じように新芽にも来るようだ。立ち枯れを好むため、コルリのように雪の影響を受けにくく、材から出てくる時期も早いのではないだろうか。そして、そのような時期は地上にはまだまだ雪が残り、新芽を開いているのは巨大なブナのみである。従って人間の目に触れることもまれなのではないだろうか?
真剣に狙って採集するクワガタでは無いのだが、大きいの(と言っても10数ミリ程度)はめちゃ格好良いのでお勧めである。
ルリクワガタは大きな♂を目指して採集しよう!
 
参考 : 採集日記(2000年5月 NO.2 2000. 5. 7)
 
写真 :

  



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